各専攻の紹介 MAJOR
博士前期課程
現代社会人間学専攻
社会と人、人と人とをつなぐ。
- 学 位
- 修士(文学、法学、学術)
- 入学定員
- 18名
東アジア・ビジネス・コミュニケーション
専門職コース
中国人留学生のための
ビジネス・コミュニケーションコース。
日中ビジネスのプロフェッショナルを
育てます。
本コースの特色
- ストレートマスター
- 中国・台湾等の大学で日本語専攻の学部教育を修了した学生は、研究生・科目等履修生などを経ることなく、本コースに進学することができます。日系企業などに勤務経験のある学生は日本企業文化への理解を深め、スキルアップにつながります。
- 実践型教育の重視と多様な授業形態
- ビジネスの現場に直結した内容を幅広く学ぶことができます。
また、ワークショップ型演習、プロジェクト研究、リサーチペーパー作成など、多様な授業形態によって学生の学ぶ意欲に応えます。
- 高度な日本語能力の育成
- 「日本語文書作成演習」を通し、日本語を書くカを高めるとともに、少人数の対面型教育により日本語を聞き取るカ・話すカを向上させます。また、留学生と日本人学生が同じ教室で学び議論していける授業を提供していくことで、日常的に日本人との交流の輪を広げていくことができます。
主な授業科目
- 必修科目
- 日中比較社会論、日中比較文化論、日中比較経営論、東アジア現代経済論、特別研究Ⅰ、特別研究Ⅱ
- その他主な科目
- プロジェクト研究、ワークショップ型演習、異文化間コミュニケーション演習、日本語文書作成演習
先端倫理学研究コース
現代社会の倫理的諸問題を
理論的・実証的に捉え、
それに対処しうる能力を養成します。
本コースの特色
- 多様なカリキュラム
- 規範倫理学や応用倫理学、社会調査、医療社会学に関する多彩な授業科目を備えています。
- 理論と実践の両面からの研究
- 社会調査能力と文献読解カを基盤に、先端倫理学を研究します。ケーススタディとディスカッションを重視し、現代の倫理的問題の具体像を捉え、その本質の解明と可能な解決策を検討していきます。
- 国内外の最先端の研究に触れる
- 最先端のテキストに触れ、学会や研究会で積極的にディスカッションする訓練を積み重ねることで、後期課程への進学にも十分な学力を身につけることが可能です。
主な授業科目
- 必修科目
- 現代倫理論※、医療福祉社会論※、深層心理論※、先端倫理学講読※、先端倫理調査研究、プロジェクト研究、 特別研究Ⅰ、特別研究Ⅱ
- その他主な科目_
- 臨床倫理論、現代先端倫理論、生命環境倫理論
(※を付した科目から2科目選択して必修)
フィールドリサーチ研究コース
国内外の活動領域を様々な
「フィールド」から読み解いていくことで、
現代社会の実態を正確に捉える
能力と批判力を養成します。
本コースの特色
- 実践的な研究方法を身につける
- 各専門領域の基礎的な考え方を学び、フィールドリサーチ実習およびプロジェクト研究を通して実践的な研究方法を習得します。フィールドリサーチに関する体系化されたカリキュラムも研究をサポートします。
- 自立した研究者として
- 教員が中心となって行うプロジェクト研究の一員としてフィールドリサーチを実践することで、専門的知識と技術に加えて、自立した研究者としての意識の確立を目指します。
- 研究深化への環境整備
- 学外の研究者とも交流可能なセミナーなどの参加、あるいは国内外の学会での研究成果の発表を促し、学問的刺激により、研究がさらに深化するように指導します。
主な授業科目
- 必修科目
- フィールドリサーチ方法論、現代言語理論※、 社会文化理論※、地域科学理論※、フィールドリサーチ実習I(社会文化調査実習)*、フィールドリサーチ実習Ⅱ(言語調査実習)*、フィールドリサーチ実習Ⅲ(民俗調査実習)*、フィールドリサーチ実習Ⅳ(地理調査実習)*、特別研究Ⅰ、特別研究Ⅱ
(※を付した科目から1科目選択して必修、*も同様)
認知哲学・心理学研究コース
哲学あるいは心理学を深め、人間の諸問題を
論理的・実証的に解決する能力を養成します。
本コースの特色
- 読解等、基盤的な能力の形成
- 欧文の学術文献を批判的に読解する能力を育成するための演習形態の授業を開講します。さらに、哲学に重点を置く学生には哲学思考と文献読解の基礎を修得させ、心理学に重点を置く学生には実験心理学の方法論を修得させます。
- 創造性を高めるための教育方法
- 批判的ディスカッションと院生個々の研究テーマについての個別指導を重視します。本研究コースのねらいとする概念的論究と実証的研究との相互参照・協働を図るための科目を導入し、従来にない発想の展開を促進します。
- 学際的研究・教育
- 大学院先端科学研究部等の教員による脳科学や計算機科学関連授業を開講し、研究視点を広げ深めます。
- 学外・国外の機関との連携
- 共同研究者などを中心に学外・国外の研究者を招聘してセミナーなどを行い、学生が学問的刺激を受ける機会を増やし、研究に対する意欲を高めます。
主な授業科目
- 必修科目
- 認知科学論、認知現象論※、言語哲学研究※、知覚心理学特論※、認知心理学特論※、特別研究Ⅰ、特別研究Ⅱ
- その他主な科目
- 心の哲学研究、実験心理学特論
(※を付した科目から1科目選択して必修)
公認心理師専門職コース
地域社会の中核でこころの健康を
支援する公認心理師を育成します。
本コースの特色
- こころの支援の専門職である公認心理師の育成
- 国家資格である公認心理師として高度な知識と技能を持ち、保健医療・司法犯罪・福祉・教育・産業労働といった領域でこころの支援を行い、組織のリーダー的役割が担える人材を養成します。
- 地域の専門機関と連携した実習
- 地域の多様な専門機関での充実した実習をとおして、こころの健康増進や心理的支援を担うための高度な実践的スキルを獲得するとともに、地域社会や他職種と連携する力もつけていきます。
- 広い視野と柔軟な思考
- 現代社会の様々なこころの問題について関心・理解を深め、主体的に地域社会に貢献する意識と柔軟に判断し行動できる力を育てます。
主な授業科目
- 保健医療分野に関する理論と支援の展開
- 福祉分野に関する理論と支援の展開
- 教育分野に関する理論と支援の展開
- 司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開
- 産業・労働分野に関する理論と支援の展開
- 心理的アセスメントに関する理論と実践
- 心理支援に関する理論と実践
- 家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践
- 心の健康教育に関する理論と実践
- 心理実践実習Ⅰ・心理実践実習Ⅱ
- 特別研究Ⅰ・特別研究Ⅱ