拠点形成研究

 熊本大学では、外部から高い評価を受けている世界最高水準の研究及び、世界最高水準を目指しうる研究を「拠点形成研究」と位置付け、研究を重点的に推進し、これらを通じて、新しいCOE、新研究センター、新専攻等の創出を目指しています。
 社会文化科学研究科では、2つの拠点形成研究に取り組んでいます。

社会文化科学研究科が係る拠点形成研究

○「永青文庫」資料等の世界的資源化に基づく日本型社会研究(文学部)

職業人教育システムのイノベーション研究拠点形成(社会文化科学研究科教授システム学専攻)

21世紀将来世代学の構築(社会文化科学研究科)

21世紀将来世代学の構築

 21世紀半ばには、連帯意識の希薄化、社会規範の解体、価値対立の激化、さらには資源枯渇、温暖化、食糧危機等の環境変化に伴う社会制度の変化といったきわめて大きな変化が予想される。
 そうした危機への対応には、科学技術の進展とともに、将来世代の諸問題を見据えた学際的研究が不可欠である。
 本研究は、このような状況下、主として以下の課題に応えるものである。
1.生命・環境・技術の統一的把握に基づく倫理規範の構築
2.多発する紛争を解決する合意形成論の構築
3.持続可能な医療・福祉・地域社会の構築
 これらを共生のための規範モデル構築を通じて実現する。
「21世紀将来世代学」では、倫理学、社会学、法学、政策学、医学、薬学、工学等が連携しつつ、以上の課題を理論的また実践的側面から学際的総合的に研究する。

3グループと研究内容

1.倫理規範再編グループ
 生命・環境・技術の統一的把握
 持続可能な社会像の探究 先端倫理学の統合
 社会の統合的理解

2.紛争解決・合意形成グループ
 新しい紛争解決モデル 社会の関係性の回復
 市民としての自律

3.持続可能社会グループ
 持続可能な医療・福祉・地域社会
 ローカルデモクラシー 持続可能社会の公共政策
 コミュニティ再構築

全体の概念図